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【兎虎小説】パーティーのそのあとで R15

リクエストのあった、「ほんのささやかなプレゼント」のアフターですw
パーティー直後ってゆか、抜け出した二人です。
でもごめんなさい;;;
おそらく求められている部分まで、たどり着けませんでしたTдT

更にアフタあるかもしれないので、気長に待ってやってください;;;


※追記
昨日、相当眠い中めずらしくPCで書いていたんですが、今朝読み返してみたら、恐ろしいまでの誤字があってビックリしました;;;
申し訳ありませんTдT
修正しておきました;;;




【パーティーのそのあとで】



「おまえさ……今日は独り占めが出来ないだとかどうとか、言ってなかったか?」
「そんなこと、言ってましたっけ?」
「白々しいこと言いやがって……結局、抜け出してんじゃねェか」
「だって、4時間も一緒にいれれば充分でしょ?」
「ぅわ、でた。独占欲丸出し男」
「何とでもおっしゃってください。僕にしてみれば、2時間だって長いと思ってますから。みんな、随分と盛り上がっていたから、抜け出したなんてきっと気にしてはいないですよ。それに……始めから最後の2時間は、僕がもらうと決めていましたから」
「……何、おまえが勝手に決めちゃってんの……? 俺の時間、俺に決定権はないワケ?」
「そうですね……今日はないことにしましょう」
「ンだよ、それ……」

 虎徹の誕生日。
 虎徹には内緒でみんなでサプライズパーティーを企画。
 提案したのは虎徹にスッカリ熱をあげているカリーナだったけれど、バーナビーの誕生日の時は、虎徹が言い出しっぺだったということを聞き、どうも断れない雰囲気になってしまった。
 断ろうと少しでも考えてしまったのは、もちろん虎徹の誕生日は二人きりで過ごしてお祝いをしてあげようと、前々から考えていたからだ。
 バーナビーの誕生日のときは、とてもじゃないが二人にそんな空気は存在しなかった。
 虎徹が何かとバーナビーに絡んできたのは、例えるならば【お父さん】的感覚が近かっただろうし、バーナビーはそんな虎徹を心の底から疎ましいと思っていたような時期だった。
 それから数ヶ月も立てば、二人の間に生まれたものは【愛情】で、人には言えないくらい親密な関係になったワケだけれど。
 だからこそ、初めて迎える虎徹の誕生日は、バーナビー自身がサプライズとして【個人的】に虎徹をお祝いしてあげたくて、ディナーの店も選び始めた頃、カリーナがもじもじしながら提案してきた感じである。
 何だかかんだと言って、みんな虎徹のことが好きなみんなが食い付かないワケもなく……。
 一瞬で盛り上がってしまったみんなの雰囲気に、どうにもこうにも断れる雰囲気ではなくなってしまったのだ。
 バーナビーも、虎徹の喜ぶ姿はみたい。
 みんなにサプライズで自分の誕生日を祝ってもらったら、この人のことだから、泣いて喜ぶかもしれない。
 だから、バーナビーもパーティーは賛成した。
 こっそりと、心の中で抜け出す算段をつけて……。
 パーティーの時間を、早めの18時にセッティングしたのも、二人の時間を少しでも長く取れるようにするためだ。
 そんな感じで虎徹には内緒で段取り組まれた、誕生日パーティー。
 トレーニングセンターからバーナビーが『取材だから』と言って虎徹を連れ出して、回り道をしているしている間にみんなが貸し切りにした小レストランで待機し、虎徹の登場でハッピーバースデー!の掛け声。
 クラッカーの紐を頭から盛大に被った虎徹は、もの凄くビックリした表情を浮かべると、それは次第に照れくさそうな、どこか嬉しそうな表情に変わって。
 泣きこそしなかったが、少しだけ涙ぐんでいた虎徹の幸せそうな表情を、みんなも見逃さなかっただろう。
 普段は無鉄砲で後先考えない行動をとり、みんなにも迷惑をかけるところがあるので、反感を買うところもあるけれど、最年長組の虎徹はやはりみんなにとってお兄さんのような存在で、なんだかんだ言っても頼りにしている部分は大きい。
 年少組の三人が慕っているのは、目に取れてわかる。
 まァ、カリーナのアレは別として……。
 みんなに、大切にされているんだなァと思うと、嬉しく思える反面、なんとなくつまらない気持ちもこみ上げてしまう。
 虎徹を、独り占めにしてしまいたい強い独占欲が、あからさまに芽生えるのだ。
 だから、当初の計画通り、みんなが好い感じに盛り上がっている中、虎徹が用を足しに行った隙をカッ攫って、車に押し込み抜け出してきたというワケである。
 隣りで散々文句をボヤいている虎徹を適当にあしらいながら、どこに行こうか脳内で色々と考えて、結局防波堤で車を停めた。
「おまえってさ……時々強引だよな」
「そうですか? でも、そんな強引なところに、虎徹さんは弱いんですよね」
「何、勝手な解釈してんだよ。ンなこたねェだろ」
「自覚なしですか……僕、時々心配になることがあるんです。あなた、【押し】に弱いから、勢いで他の男性に流されてしまわないかって……」
「バカなこと言うなっ。俺はホモじゃねェんだから、流れるワケねェだろ。俺は、おまえだから……」
 眉間にシワを寄せながら、複雑な表情を浮かべ考え込むバーナビーに、血相を変えて身の潔白を主張する虎徹は、告白まがいになってきた自分の言葉に、次第にごにょごにょと口淀んできて……。
 暗がりの中でも、サッと頬が赤らんでいることがわかり、そんな虎徹を見ているだけで、ほわほわと心の中が温かくなる。
 ちょっとだけ悪戯をしたくなって、油断しまくっている虎徹のリクライニングを目も止まらぬ速さで全開に下げ、虎徹の上に覆い被さった。
「ぉわっ! ンだ、いきなりっ」
「ほらね、隙がありすぎなんですよ、虎徹さんは。こんな風に、簡単にキスできてしまうんだから……」
「ぅンッ!!」
 何が何だかわかっていない表情を浮かべている虎徹が何か言い出す前に、その口を塞ぎ舌を絡め取ってしまう。
「ンッ、や……、ンンッ」
 強引な行為は、必ず虎徹は始め嫌がる仕種を見せるのに、どうやら快楽に嘘はつけないらしい。
 接吻けにめっぽう弱い虎徹は、濃厚に舌を絡ませるだけであっという間にとろけておとなしくなってしまうのだ。
 そんな虎徹が、可愛くて愛しくて、バーナビーは仕方がない。
「んっ、ぁふっ」
 小さく悶えながら、おそらくは自分でも無意識のうちに、バーナビーの背に腕を回す虎徹。
 虎徹は特に舌先が弱くて、わざと舌を出して舌先を擽れば、虎徹もつられたように舌先を覗かせて、ヒクリ、ヒクリとカラダを弾ませて……。
 口内から舌を完全に出し合って舌先を絡ませ合う、最高に淫猥な接吻け。
 そんな敏感な虎徹の反応をしばらく愉しみながら、名残惜しく唇を離せば、虎徹はどこか残念そうな表情を浮かべ、バーナビーのことを見上げる。
(ちょっと……その表情はナシでしょ……)
 こんな求められるような表情を見せつけられただけで、バーナビーの胸は痛いくらいに鼓動を打ち鳴らすのだ。
 苦しくて、息がつまりそうだ。

 大好きで、大好きで、大好きで、大好きで……。

 虎徹のことしか、考えられなくなる。
「おまえ……やってること、スゲェ【たらし】くさいぞ……」
 ハァハァと過度の呼吸に息を切らしながら、翻弄されたことが途端に気に入らなくなったのか、いきなり眉間に皺を寄せて、そんなことを言ってくる。
「【たらし】……って、なんですか?」
 聞いたことのない言葉だったので問い返せば、虎徹の眉間に更に深い皺が刻まれてしまった。
「素で、こんなナンパ師みたいなコトしたのかよ……天性ってヤツか……俺こそ、おまえのことがもんの凄く心配になってきた……おまえみたいな男前にこんなことされたら、野郎でもその気になっちまうぞ?」
「安心してください。僕だって、虎徹さん以外にこんなことするつもりは、これっぽっちもありませんから。僕も【ホモ】ではないんですし?」
「……お互い様ってヤツか? 悪くねェな」
 バーナビーの言葉が気に入ったのか、ニッと不敵な笑みを浮かべる虎徹。
 そんな虎徹に、バーナビーも口元に笑みを浮かべて見せて。
「虎徹さん……僕ね、あなたに何をプレゼントすれば良いのかすごく考えたんですけど、結局これといったものが思い浮かばなかったんです」
「は……? 別に、プレゼントなんていらねェぞ? プレゼントもらって喜ぶような歳でもねェしなァ」
「いえ、これは僕の気持ちの問題なんです。だから、決めました」
「お、結局準備してんのかよ。何くれるんだ?」
「あなたへのお返しです。【僕】を、あなたに差し上げます」
「……バニー……?」
 あまりにもまっすぐに、迷いなく告げられらその言葉に、虎徹の顔が一瞬驚いたような表情を浮かべ、そしてそれは次第に嬉しいような困ったような表情に変わっていって……。
 この表情、見たことがあると思った。
(そうか、パーティーの時の顔だ……)
 そう思いだし、何だか可笑しくなってクスクスと笑ってしまった。
「……ンだよ、いきなり笑いやがって……」
 突然笑われてしまい、嬉しげな表情が不機嫌に早変わりしてしまってちょっと残念だと思ったけれど、でもバーナビーはこの表情をすぐに【変える】事ができるので、深く気にはしない。
「時間が、もったいないですね。早くあなたを抱きたくて、僕はウズウズしているんです」
「話し逸らすなよ。そしてストレートすぎるんだよっ。しかもそれって、俺の方がおまえの【プレゼント】っぽくねェか?」
「そんなことはないと思いますよ。あなたに快楽を与えることだって、十分僕を差し上げていることだと思いますから……」
 随分と都合のいい話だと自分でさえも思ったけれど、再び困ったように眉尻を下げた虎徹はまんざらではないようで……。
「早く……あなたと繋がりたい……」
「んっ……」
 耳元に唇を押し当て甘く嘯けば、虎徹は戸惑いながらもバーナビーのカラダを押しのけてしまう。
「虎徹さん?」
 すっかりその気になっていたのかと思っていたので、面喰らって思わず名を呼べば、
「ココではちょっと……おまえの車、汚したくねェしよ……」
 と、また随分と可愛い心配をしているではないか。
「わかりました。でも、これだけはさせてください。今日は、あなたの誕生日ですしね」
 バーナビは意味深に笑みを浮かべると、虎徹の股間にそっと触れる。
「ァッ、ちょ……バニーっ」
「あなたは何もせずに、ただキモチ良くなってくださいね」
 慌てふためく虎徹に笑みを浮かべ、バーナビーは虎徹のボトムのジッパーを下し接吻けで兆し始めていたそれを外気に晒すと、躰を屈めてソレを咥えこんだ。
「ハッ、ァッ……バニ……ダメ、だって……」
 少し吸っただけで、腰が震える過敏なカラダ。
 虎徹の熱塊はあっという間に熱を持って勃りあがり、蜜を滴らせてしまう。
 始めからイかせるつもりで、バーナビーはジュブジュブと卑猥な水音が大きく立つほど強く吸い付きながら、頭を大きく上下に動かし、根本は手で扱いて、虎徹の熱塊に獰猛な愛撫を与えた。
「ァッ、ま、て……そんな、したら、バニーっ、イっち、まうから……ンッ、ァッ……や、ぁ……っ!」
 バーナビーの髪の毛に指を絡め、腰をひこひこと突き出しながら、小さな悲鳴を上げた虎徹はバーナビーに押し付けるように腰を浮かせると、熱い熱い白濁をバーナビーの口内に吐き出した。
「ァッ、ハッ……ふっ……バ、ニぃ……」
 零れ落ちないように口内に溜まるソレをすぐに嚥下しながら、すべてを受け止める。
 射精が収まったのを確認し、バーナビーはチュッと吸ってすべてを吸い出すと、上半身を起こし虎徹の顔を見遣った。
 シートに深くカラダを沈め、ハァハァと息を乱す虎徹の姿が余りに淫らで、今すぐにでも抱いてしまいたかったけれど、ここは我慢だとバーナビーは強く自分に言い聞かせる。
 本当は、後孔にも指を沈め、もっと乱れた虎徹の姿を見たかったけれど、それは移動してからじっくり楽しむことにして……。
「虎徹さん、キモチ良かったですか?」
「ハァ、ハァ……キモチ、イイに、決まってる……」
 ストレートに問えば、恥ずかしいのかぶっきらぼうに答える虎徹が、なんとも言えず可愛くて、バーナビーは自分を抑えるので精一杯だ。
 しかし、我慢の限界を超えていたのは、どうやらバーナビーよりも虎徹の方だったらしい。
 虎徹は突然腕を伸ばし、バーナビーの胸倉を掴むと、唇が触れそうなところまでグッと引き寄せてしまった。
「虎徹さん?」
 突然のことでさすがのバーナビーも驚いたのだが、次に発せられた虎徹の言葉に、バーナビーは脳天に落雷を受けるくらいカラダに電流が走るほど、興奮を覚えたのだった。

「どうせ、ココだけじゃ終わらねェんだろ? 早く、連れてけよ……早く、おまえを……俺にくれ───」
「───!!」

 何故いつも、この人はこうなんだろう……。
 自分が主導権を握りたいのに、最終的にはいつもバーナビーは虎徹のこんな姿に落ちてしまうのだ。
 虎徹にこんな風に求められてしまっては、バーナビーの我慢が限界を迎えたのは言うまでもなく。
 バーナビーは虎徹の顎に軽く歯を立て、喉元にチュッと接吻けると、虎徹の求める言葉を紡ぎだすのだった。

「わかりました。今日はあなたの望むままに、あたなを至高の快楽へ導きますよ。だって僕は、虎徹さんのモノですから───」



*終*




最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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Author:眼鏡帽子屋*くー
こちらはT&B 兎虎、右虎徹小説メイン、同人情報サイトです。腐向けですので、苦手な方男性の方18歳未満の方はご退出くださいませ。なお、関係者とは一切関係ありません。

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