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【♂兎虎♀】セカンドバージン R15

先日のイベントの時に書き上げたSSです。
ぶっちゃけ、にょた虎徹です。にょ徹です!!
実は、前の前のジャンルでは、超書きまくっていたにょたい化……。
ついに虎徹でヤッてしまいました;;;

苦手な方は、お気をつけください!!

今回はご挨拶な感じで、R15くらいです。
ってことは……?
pixivにも同SSを上げる予定ですが、R18展開ではpixivに挙げるつもりは今のところありませんので、にょ徹が好物の方はこちらでチェックしてみてくださいw






【セカンドバージン】



「な……っ、なんじゃこりゃあ!??」
「!!」
 トレーニングセンターでの筋力トレーニングを終え、汗で汚れた躰をシャワーで洗い流していると、隣の個室から『某ドラマの殉職シーン?』ばりの叫び声が木霊し、バーナビーは慌てて個室を飛び出した。
「どうかしましたか?!! 虎徹さん!」
 そう。
 叫び声の主は言わずもがな、バーナビーの相棒だ。
 仕事ではバディを組み、プライベートでも【相棒】である職場のパートナー、虎徹。
 出逢った当時は疎ましくて仕方がなかった先輩だったけれど、一年が経過した今はまったくの正反対となり、大好きで愛しくて可愛くて仕方のない、バーナビーの相棒だ。
 そんな彼が『なんじゃこりゃあ』と叫び声を上げたのだから、バーナビーが慌てて駆け出したのは当然だろう。
 しかし、慌てていたこの時のバーナビーはまだ、虎徹の叫び声の違和感に気付くことが出来なかった。
「い……いや、何でもねェ……って、アレ?」
「ん?」
 虎徹が発した『アレ?』と、バーナビーの『ん?』の意味は、同じことに向けられていた。
 虎徹の声が、いつもの心地よいテノールバスの響きと違い、トーンが高いのだ。
 今更ながら考え直すと、先ほどの叫び声のトーンも高かったんじゃ……と思い浮かばれる。
 バーナビーは虎徹の背後で、あからさまに眉間にシワを寄せてみせた。
「虎徹さん?」
「!!」
 名を呼んだだけでビクンと驚く、衝立の扉越しから覗く後ろ姿。
 こちらを向こうともしないその後ろ姿は、明らかにいつもよりも身長が低くて……。
「開けますよ、虎徹さん」
「待っ……、開けるな!!」
 否定する虎徹を鬼無視し、バーナビーは軽い扉を開いた。
「「―――っ!??」」
 慌ててタオルで前を隠し振り返る虎徹の姿を、信じられないモノでも見るように、思わずマジマジと見つめてしまう。
「開けるなって、言っただろ。バカバニーっ」
「あ、すみません」
 今にも泣き出しそうな弱い声で訴えてくる虎徹になんとなく謝ったけれど、ほぼ無心だった。
 それ程までに、目の前の衝撃的な光景に、バーナビーは釘付けになっていた。


 シャワーに濡れた細い黒髪。
 涙の滲む大きな琥珀色の瞳。
 ふっくらとした赤い唇。
 スラッとした細い首。
 悩ましく浮かび上がる鎖骨。
 隠されているけれど、ちょうどよい膨らみを持った乳房。
 タオルに隠しきれずに覗くのは、普段にも増してくびれた細い腰。
 その腰からヒップに続くラインは堪らなくセクシーで。
 丸みを帯びた尻は、そのラインを更に引き立てている。
 そして、バーナビーが掴んだら折れてしまいそうな、細く長い脚まで……。


 それらすべてが男性のはずの虎徹のモノではなく、明らかに女性のモノで。
「虎徹さん……それ……」
 あり得ない光景に、バーナビーの声が掠れる。
「ぅぅ……どうしよう、バニー……俺のカラダ、女になっちまったよぉ」
「っ!??」
 虎徹にとってはあるまじき大問題。
 けれど、涙声の甘え声にしか聞こえない虎徹に、バーナビーは脳天から落雷の直撃を喰らったような衝撃を受けてしまった。
 こうなってしまえば、バーナビーの行動はマッハのごとく。
 目にも留まらぬ素早さで、狭い個室の中へと入ってしまった。
「おおおおまえっ、何入ってきてんだっ!」
「あなたのそんな姿を見て、放っておけるワケがないでしょう」
「それはありがてェけど、だからって入ってくるこたねェだろっ」
 一生懸命前を隠しながら反論してくる虎徹レディを無視して更に近付き、優しく腰を抱き寄せる。
「ぁっ……」
 虎徹はバーナビーが虎徹の躰を心配して『放っておけない』と言ったと思っているらしいが、もちろん勘違いもいいところである。
 戸惑ったような声を漏らし、固まってしまった虎徹を、優しく優しく抱き寄せて。
 俯く虎徹の耳が、赤く染まっている。

(可愛い……)

 成熟した女性の妖艶な色香に混ざって見え隠れする幼さが至極可愛くて、愛しい気持ちが込み上げる。
「突然、こんな姿になったんですか?」
「え……と、髪洗って、シャワーで流して、目ェ開けたら……」
「なにか、心当たりはありませんか?」
「特に、なんも……」
 ひとまず自分の理性を総動員させ冷静に対処し、原因究明に乗り出す。
 こんな時くらい【頼れる男】になって、虎徹を支えてやりたいから。
 おそらく、個室に入ってきたバーナビーに、虎徹は何かされるとでも思ったのだろう。
 少し驚いたような表情を浮かべているのは、そのためだ。
 見直してくれたのか、どこか安心したような表情を浮かべた虎徹を、バーナビーは見逃さなかった。
 最近自分の身の回りで起こったことを、懸命に思いだそうとしている虎徹は、しばらくすると『あっ』と声を出してバーナビーの顔を見やった。
「思い出しましたか?」
 訪ねると、
「昨日、斉藤さんにサプリを渡されたんだよ。パワーが増幅するから、試してくれって。胡散臭いと思ったんだが斉藤さん腕はたしかだし、世話になってるから一度くらいはと思って……たしかにパワーが増幅したように感じたから、さすが斉藤さん! って思ってたんだけど……」
「……これは、明らかにそのサプリの副作用のようですね……」
「あの親父! ヘンなモン飲ませやがって……サプリの副作用で、女のカラダになるなんて、あり得ねェだろっ!」
「まァ、そこが斉藤さんの凄いところなんでしょうね」
「この現状を、『凄い』の一言で片付けるな、馬鹿バニーっ!!」
「…………」
 冷静になって分析をすれば、馬鹿呼ばわりされてしまった。
 ひどい言われようである。
 考えてみたら、馬鹿バニーと呼ばれたのはこれが二度目の気がして、なんとなく面白くなくなってきた。
 そっちがその態度でくるのであれば、こっちも態度を変えるまで。
 バーナビーは、油断していた虎徹の細いカラダを、ギュッと強く抱き寄せた。
「わっ」
「でも、とても綺麗ですよ、虎徹さん……」
「えっ……あ……バニー?」
「あなたが女性になると、こんなに綺麗でセクシーになるだなんて、想像もしませんでした。凄く……興奮してきます……」
「ぁっ……馬鹿、よせ……っ」
 気に入らないからって腹を立てるほど、今のバーナビーは子供ではない。
 虎徹と共に歩み、経験を積んで、何をすれば虎徹が素直になってくれるかなんて、既に知り尽くしているから。
 耳元に唇を押し当て甘く嘯けば、案の定虎徹は口では反論しながらも、躊躇ったように大人しくなってしまった。
 本当に、扱いやすい人だと思う。
 目の前に、こんなにも極上のメインディッシュを差し出され、バーナビーがいただかないはずがないではないか。
「ねェ、虎徹さん」
「っ……んだよっ」
「例えば蛇に噛まれた時、毒を吸い出すでしょ?」
「……それが、どうした……」
 唐突のバーナビーの言葉に、何となく意味を理解してるだろうに、わざわざ問うてくる虎徹は、やっぱり根本的に被虐体質なのだと思う。
 この人は、無意識に聴覚的に犯されることを望むから。
 だから、虎徹が望むままに、虎徹を言葉で責め立ててやる。
「今、あなたのカラダに巡っているサプリの効果を、カラダから追い出してしまうんです。汗で流すか、用を足すか……」
「っ……汗は、さっき流したばかりだっ」
「まだ足りないってことですよ。僕が、手伝ってあげますよ……今汗を出すには、【セックス】が一番だと、思いませんか?」
「っ!! いや……それ、は……ちょっと……俺、今女だし……」
 バーナビーの提案に、ピクリと反応するカラダ。
 男女のセックスが一番自然な形なのに、戸惑う虎徹の言葉が何だかおかしくて、バーナビーはクスリと笑ってしまう。
「何がおかしいっ」
 ムッと膨れ、不満顔で見上げてくるその姿が、可愛くて仕方がない。
 普段よりも5cmほど低いのか……違う目線が更に二人の男女関係を知らしめ、途端にバーナビーの心臓はトクトクと早鐘を打ち鳴らし始める。
「いえ……普通はこの関係が当たり前なんだけどと思って……虎徹さん……」
「っ……」
「僕は、あなたのすべてが欲しいんです」
「止め……今、おまえにそんな顔で、口説かれたくねェよ……」
 自分ではどんな顔をしているのかわからないけれど、途端に苦しそうな表情を浮かべる虎徹を見れば、なんとなく想像はできた。
 虎徹の言う、『男前の顔』なのだろう。
 どのタイミングでこの表情が出るのか、自分で意識してるワケじゃないけれど、虎徹が弱くなる瞬間だ。
 きっと今のバーナビーのように、ひどく虎徹を愛しく感じる瞬間と同じなのだろう。
 こんな態度を取られて、はいそうですね、とみすみす見逃すヤツが、どこにいるというのだろう。
 バーナビーは虎徹の頬を両手で包み込み、唇が触れそうなくらいに顔を近付け、再び甘く囁いた。

「あなたの処女を、僕にください」

「っ―――」

 泣き出しそうな、至極困ったような、それでいてどこか嬉しくもある、くしゃくしゃの虎徹の顔が、バーナビーにはとても綺麗に思えた。

 だって、僕にだけ向けられる、僕だけが見ることの叶う表情だから……。

 バーナビーはそのまま、自分の唇を虎徹の唇に重ね合わせた。
「ぅンッ……ぁっ」
 まだ少し戸惑っているのか、大袈裟なくらいカラダを跳ね上げ、強ばってしまう虎徹。
 しかしちゅくりと音を立てて唇を食めば、恐る恐る固く閉ざされた唇が薄く開いて。
 透かさず舌先を絡め取れば、躊躇いがちに虎徹からも絡ませてくる。
「ンッ、ふっ……ァッ」
 いつもとはまったく違う、虎徹の高く可愛らしい嬌声に、堪らなく煽られる。
 女性だから……というワケではないけれど、普段とはまったく異なる状況はバーナビーにも倒錯的感覚に貶めた。
 接吻けながら、ソッと胸の膨らみに触れてみる。
「ぁっ……」
「っ……」
 ピクリと敏感に跳ね上がる、虎徹のカラダ。
 けれどそれ以上に、バーナビーが反応をキたしていた。
 実は、復讐を遂げることだけに生きていたバーナビーは、他のことなど目もくれずにいたので、虎徹と関係を持ったのがいわゆる【初体験】だった。
 もちろん、女性と関係を持ったこともなかったので、こうして女性の胸に触れるのは初めてで……。
 初めて感じるその感触は、バーナビーに言い知れぬ高揚感を与えた。
 刹那、バーナビーの目の色が変わったことを、虎徹は感じ取ったらしい。
 虎徹は突然、バーナビーのカラダを突き放すように押したくったのだ。
「え……虎徹さん?」
 突然のことであからさまに動揺するバーナビーに、虎徹は訴え掛けてくるような瞳を向けてくる。
「だから……嫌だったんだ……」
「えっ……?」
「おまえ、【俺】しか知らねェから、オンナのカラダ知ったら、俺なんて捨ててソッチに行っちまうんじゃないかって……俺は、それが……っ」
 今にも泣き出しそうに何を言い出すのかと思えば、またこの人は余計な心配をして……。
 初めてバーナビーが虎徹を抱く時も、虎徹は自分が男だということにひどく負い目を感じていた。
 ましてやバーナビーは初めてを男に捧げることになるのだから。
 この人は、全然わかっていない。
 自分の初めてを虎徹に捧げたことに、どれほどバーナビーが嬉しいと感じたことかを。
 今だって相手が虎徹だからこそ、バーナビーは興奮しているのだということを……。
 この人はバーナビーのことになると途端に弱くなり、負い目を感じてしまうけれど、そんな必要は無いのだどうすれば伝わるのか……。
 だからバーナビーは、ちょっとだけ意地悪な言葉を虎徹に投げかけた。
「心外です、虎徹さん……そんなに僕のことが、信用出来ませんか?」
「―――っ!?? あ……すまない……ゴメン……ゴメンっ、バニーっ」
 バーナビーの言葉に傷ついたように、何度も謝る虎徹に苦笑いを浮かべ、バーナビーは虎徹の額に軽く接吻け、安心させるように肩を抱き寄せる。
「すみません。僕も少し意地悪な言い方をしました。あなたの気持ちは、わからなくもないですが……そんな心配する必要はないのだと、どうしてもわかってもらいたくて……僕は、男だとか女だとか関係なく、ひとりの人間として、あなたを心から愛しているんですから……僕、あなたに初めてを捧げて、本当に嬉しかったんです。それを、わかってもらえますか?」
「…………」
 バーナビーの言葉にコクコクと何度も頷く虎徹に今度は柔らかな笑みを見せ、そのまま虎徹の躰を抱きかかえた。
「わっ、バニー?」
「場所を移しましょう。ここじゃ落ち着かないでしょ? それにあなたのこの姿、誰にも見せたくないですし……」
「……おまえ、ヤルことは変わんないのかよ……」
「えェ、もちろんです。優しくしますよ」
「……なんか、それヤダ……」
 へにょりと眉尻を下げている虎徹を愛おしげに見つめるバーナビーの表情は、周囲から見たらそれはそれは見たこともないようなウットリっぷりだっただろう。
 結局、バーナビーに上手く丸め込まれてしまう虎徹もバーナビーにテンで弱すぎだけれど。


 こっそりと二人きりになれる場所に移動した二人。
 虎徹は、二つ目の【処女】をバーナビーに捧げることになるのだった。

 見かけによって(?)【巨】のバーナビーに虎徹が啼かされたのは、言うまでもない───



*続く・・・?*





本当は、ここにもう一人を絡めようと思って書き始めたものでした。わぉ。
でも、いきなりそこまで進んじゃうのも……と思い、まずは可愛らしくキッカケを作りました(笑)
おそらく、おの二人で続くかと思います。
もう一人、絡めたいです。
絡める人は決まってます。
次からは、ちゃんとR18で!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!



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Author:眼鏡帽子屋*くー
こちらはT&B 兎虎、右虎徹小説メイン、同人情報サイトです。腐向けですので、苦手な方男性の方18歳未満の方はご退出くださいませ。なお、関係者とは一切関係ありません。

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