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【兎虎SS】二人きりのトレーニングセンターで・・・

4話の、トレーニングセンターで兎の隣で寝転がっている虎のシーンを見て、ふと書きたくなりました♪
でも、お話は4話あたりじゃなく、もう少し先の誕生日後くらいで……
兎が虎に心を開き始めたのって、グッドラックモードからですよね♪


【二人きりのトレーニングセンターで・・・】



 平日の午後。
 虎徹とバーナビーはトレーニングセンターにて、ジムトレーニングに励んでいた。
 ……のはバーナビーだけで、虎徹は相変わらずのサボリモード。
 虎徹がトレーニングをしている姿を、バーナビーは見た記憶がないとさえ思えるくらい、虎徹は本当にトレーニングをしない。
 いくらハンドレッドパワーで力が通常の百倍になるとは言え、その通常を日ごろのトレーニングで上げていけばその分パワーも増すのだから……という思いにはつながらないのだろうかと、バーナビーはいつもいつも思うのだ。
 いつものようにランニングマシーンで躰を動かしているバーナビーの横で、虎徹は寝そべりながら目を閉じ、鼻歌を口ずさんでいる。
 こんな所で寝ているなら、わざわざここまでくる必要はないだろうと思って訪ねたことがあったが、

『だって、事務所にいたらいつロイズさんに呼び出されて小言言われるか、わからねェだろ?』

 らしい。
 なんだかな、といった感じである。
 だったら時間がもったいないからトレーニングすればいいのに……と思うのだが、何を言っても無駄そうなので胸の内だけに留めておいている。

 しかし、今日は珍しく他のヒーローメンバーが一人もいない。
 どうやらみんな、営業やら私用やらで忙しいらしく、二人の貸切状態らしい。
 随分と都合がイイ話だ。
 誰もいないセンター、トレーニングでイイ感じにアドレナリンが上昇、隣りには無防備な虎徹……。
 バーナビーは、脚を動かしながら横目で隣りを見下ろす。
 自分の腕を枕にして、ヘッドフォンを耳に音楽に合わせて軽く脚でリズムを刻みながら、こちらの様子に全く気付いていない虎徹。
 何かの拍子で捲れ上がったらしいTシャツの裾の隙間から、虎徹の腰がチラリと覗いている。
 トレーニングをしていないにも関わらず、アラフォーのおじさんがどうしてこんなに体重維持ができているのか、バーナビーはいつも不思議に思ってしまう。
 体格的には筋肉質なバーナビーの方がウエイトが上だが、虎徹のしなやかな筋肉は生まれ持ったものなのだろう。
 なんといっても、腰と脚が細いのだ。
 ウエストから腰骨にかけてのラインが何とも言えずいやらしさを醸し出しているので、その腰を見るたびにバーナビーは、





(……………………………)





(…………ヤバイ…………)





 今ちょっと……いや、かなりムラムラっと来てしまった。
 バーナビーはムラッときたら我慢しないことに決めている。
 ということで、虎徹が見ていない合間に、チラリとジム内を一周確認。
 当然誰もいないジム内。
 むしろ、トレーニングセンターにサッサと虎徹が消えていく背後で、バーナビーは受付に『集中したいので、誰もジム内に入れないでください』とお願いしておいたのだ。
 受付の記入でヒーローの名前がないのは確認できたので、その時に今日は他のヒーローが来ないことも確認した。
 でもその時は本当にトレーニングに集中したいと考えていたのだが、まさかこんな形で功を奏すとは思わなかった。
 バーナビーはこっそりとランニングマシーンを降りて虎徹の足元に回ると、

「ヨッと」
「ぉわっ!! なんだなんだっ!!」

 突然脚を持ち上げられた虎徹は、ビックリ声を上げて上半身を起こそうとしたが、まさに足元を掬われた状態でそれは叶わずじまいで終わってしまった。
 バーナビーの動きは、パワーでも使ったんじゃないかってくらい、それはもうマッハのごとくで。
 足首を掴んで持ち上げたかと思えば、そのまま持ち替えて膝裏を抱え上げ、反動でずり上がった虎徹の腰元に素早く座ってしまったのだ。
 どこからどう見ても、意味深な体勢。

「ちょっと、待て待て! バニーっ! なんだこの体勢は!!」
「こんなことくらいで動揺しないで下さいよ。おじさんのくせに、面倒くさいな……」
「えぇぇぇえぇ〜〜〜っ! そこ、俺が怒られるところ??! 場を弁えろって言ってんだ!」
「僕をムラッとさせたあなたのせいですよ。あなた、自分がどれだけヤラシイ躰付きしてるかわかってます? だから、あなたがちゃんと責任とってください」
「いいいいい意味わかんねェよっ!!」

 腰と腰が密着した状況に、慌てふためく虎徹。
 うるさいのは、本当に面倒くさい。
 なので、バーナビーは脚を抱えたまま上半身を倒し顔を近づけると、甘く嘯いてみせて……。

「じゃあ、ストレートに言います。あなたに、キスしたくなりました。しても……良いですか?」
「っ……えぇ〜……とぉ…………ちょっと、だけなら……?」

 ほら、簡単に釣れた。
 普段が上から目線なので、こうして時折甘えてみせると、虎徹は必ず断れなくなるのだ。

(相変わらずちょろいんですよ、おじさん)

 けれど、そんなところもひどく愛しい───

「じゃあ……」

 バーナビーは口元に笑みを浮かべ、チュッと音を立てて軽く唇を重ね合わせる。
 表情が見たくて薄目を開けて覗き見すれば、キュッと瞼を閉じて唇を尖らせている虎徹。

(あぁもう! どうしてあなたはこんなに可愛いんですかっ!)

 いても経ってもいられなくなり、バーナビーは強く唇を押し当てて深い交わりに変える。

「ンッ! ンッ……」

 透かさず舌先を絡め取られ、始めは抵抗しバーナビーを躰を押しのけようとしていた虎徹だったが、奪われるようなキスに弱い虎徹は、獰猛な接吻に次第に大人しくなり、いつしか互いに深く絡ませて。

「はっ、ふ……」

 虎徹の鼻から漏れだす吐息がひどく悩ましく、情欲を煽られる。
 自然と動いてしまう互いの腰が、更に二人のカラダを熱くさせて……。

 誰もいないトレーニングセンターに響く、互いの甘い吐息と、卑猥な水音。

 名残惜しく唇を離せば、互いの舌先が銀糸で紡がれ、すぐに途切れて虎徹の半開きの口元を汚す。
 その様が、何とも言えず妖艶で……。

「ハァ、ハァ……俺、ちょっとだけって言わなかったか? やりすぎだっつーの」

 息を切らしながら、少し不満げにムスッと唇を尖らせる虎徹。
 そんな表情も可愛いなと、まったく関係ないことを思いつつ、バーナビーは虎徹の耳に唇を押し当てるくらいに近づけ、再びその耳元にささやいて見せた。

「続き……したくありませんか?」
「っ……」

 バーナビーの甘い誘惑に、虎徹は途端に顔を真っ赤に染め上げてしまう。
 それが、虎徹の答え。
 虎徹がこうして受け入れてくれるたび、愛しくて、大好きで、仕方がなくなる───

「そういうところ、すごく可愛いですよ、おじさん」
「っ、おじさんを揶揄うんじゃねェよっ」
「揶揄ってなんかいませんよ。れっきとした本心です」

 いつの間にかいつものごとく言い合いながら、バーナビーは虎徹の躰を抱きかかえて立ち上がる。

「って、なんでおまえはいつもこうなるんだよっ」
「え? とてもお似合いですよ? お姫様抱っこ」

 虎徹の反応に満足しながら、バーナビーは虎徹を抱えたままシャワールームに向かうのだった。



【続き】を求めに───



*終*



またやっちゃいました、お姫様抱っこ(笑)
一回消しちゃって、最初に書いた時と若干違う感じもしますが;;; てゆか、短くなってる??;;;
もしかしたら、少しだけ加筆修正するかもしれません。
そして、アフターえちが書けるといいな♪ と思いつつ……
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!


 
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