スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

6/17GO NEXT!3新刊【兎虎】おまえを守るためにこの俺は存在する Final Act. R18

6/17(日)GO NEXT!3の新刊情報です。
ファンタジーパラレル最終章です!

おまえを守るためにこの俺は存在する Final Act.
R18/20120617/P68/125g/¥700

*表紙*
parallel3_hyoshi.jpg
Illustration by もる様

※今回は兎虎オンリーとなりますが、話の流れで今までのマベ虎・ジェイ虎・モブ虎の表現が言葉で出てきます。



▽サンプル


*作中より*



「虎徹さん……?」
「―――!!」
 ぼんやりとしていた虎徹は、バーナビーの呼びかけにハッと我に返った。
 気付けば、バーナビーの手で施された拘束は、すべてバーナビーの手で解かれていて。
 全裸で拘束されていたことを思い出し、急速に恥辱が込み上げ、虎徹は咄嗟にバーナビーの体をトンと押した。
「っ! 虎徹さん?」
 突然押され、尻餅をついたバーナビーが、戸惑った表情を浮かべ、こちらを見上げる。
「バニー……俺は……俺のカラダは……」
 このカラダは二桁では利かないほどの男に、時には女に犯され、売り物にされ続けてきた、汚れきったカラダ。
 バーナビーが触るには、穢らわしすぎる存在。
 だから……。
「汚れ……」
「その続きを言ったら、僕怒りますよ?」
「っ……だが……」
 虎徹の言葉を遮ったバーナビーの声が、本気に怒気を孕んでいて、虎徹は続きを口にする事ができなくなってしまった。
 こんな表情は……そう、

『あなたに何と言われようとも、僕はあなたを決して忘れはしないし、あなたを必ず僕の元に取り戻します』

 二年半前、そう言ってバーナビーがアポロンに強制送還されたときに、初めて見せたあのとき以来だ……。
 この表情は、嫌だ。
「僕、すべて知っていますから……」
「っ……」
「あなたはマーベリックの捕虜にされ、成す術がなかった。仕方のないことだったんです。あなたのカラダが汚れていると言うのなら、先ほど僕も虎徹さんに同じようなことをして、虎徹さんを【犯し】ました。僕はもっと最低です」
「……バニー……」
 どんな手を使ってでも、バーナビーは虎徹を連れ戻そうとするだろう。
 けれど、この背中の烙印がそれを許しはしないし、虎徹のカラダには最大の問題を抱えている……。
「バニー……俺のカラダはもう、セックスなしでは生きていけないんだ。浣腸されてちんぽ勃てるし、五〜六人に囲まれてザーメンぶち撒けられて悦んでいたんだよ。みんなの目の前で見せ物のように犯されて、グラスの中のザーメンも飲み干した……そんな強姦漬けの毎日が、ケツに突っ込まれなければイケないカラダにさせられちまったんだよ……麻薬中毒者と、変わらねェんだ。禁断症状が一番タチ悪ィ。そうなったとき……」
 鎮めてくれたのは、ジェイクだった。
「卑しくおまえを求めちまうかもしれねェし、手当たり次第手をだしちまうかもしれねェ……そんな姿、俺はおまえに見られたくねェんだよ……」
「では、今度は僕があなたを監禁します。監禁部屋を作って、他の人を誘ってしまわないように……もう、あなたを誰の目にも触れさせたくない。あなたは、僕だけのものだから……禁断症状がでたら、僕があなたを満足するまで責め立ててあげますよ。浣腸でもなんでも、口では言えないようなことがお好みなら、なんだってしてあげます。僕にしか届かない、あなたのナカを……乱暴に犯してあげますよ……」
「―――っ」
 耳元に唇を寄せ、囁く、甘くも堕落した誘惑。
 下肢がフワフワと脱力し、胸の鼓動はこれ以上にないほど早鐘を打ち鳴らして。
 脳内がとろけてしまいそうな、官能的なバーナビーの得手した低い声に、虎徹はもう既にバーナビーに墜ちてしまったことを悟った。
「ハァ、ぁっ……ば、にぃ……」
 このカラダは、バーナビーによって快楽を覚えた。
 この胸は、バーナビーによって高鳴る鼓動を知った。
 この唇は、バーナビーによって舌先を絡ませ合うことを覚えた。
 この瞳は、バーナビーによって見つめることを覚えた。
 この脳内は、バーナビーによって人を好きになることを覚えた。
 結局……虎徹という存在は、バーナビーなしではあり得ないのだ―――
「バニー……」
 虎徹は、震える手でバーナビーの首に腕を回した。
 すぐに背を抱き返してくれる、力強い腕。
 バーナビーの温かい体温が、ふんわりと優しく虎徹を包み込む。
「バニー……」
 シュテルンビルトに囚われて以来、こんなぬくもりは忘れてしまっていた。
 こんな温かなぬくもりを与えてくれる人は、誰一人いなかった。
 そう思ったら、途端にグッと胸が締め付けられ、ツンと鼻の奥に痛みを覚える。
 そして……。
「本当に、虎徹さんなんですね……嬉しすぎて、どうにかなってしまいそうです」
「っ―――」
 耳元に届く、涙を堪えたような震えた声は、虎徹の胸に極めつけだった。
「ぅっ……」
 今までため込んできた、バーナビーへの感情が一気に溢れ出し、堪えきれない涙がポロポロと頬を濡らしていく。
「虎徹さん……」
 バーナビーに泣き顔を見られるのは初めてで、見られたくなくてどうにかしたいのに、意志を裏切り涙は止まってくれなくて……。
「ふふっ。僕が泣いてしまいそうだったんですが、泣けなくなってしまいましたね」
「うる、せェ……」
 困ったように笑みを浮かべるバーナビーの瞳にも、涙が滲み静かに頬に伝っていて……虎徹は咄嗟に涙を両腕で拭おうとしたのだが、それもバーナビーに制されてしまった。
「虎徹さんは、ずっと僕の首に腕を回していてください。離したくありません」
「なん……っ!」
 なんだよ、それ。
 そう言おうとした言葉すら、制される。
 バーナビーの唇によって。
「…………」
 軽く触れて一度離れたバーナビーと目が合い、ぽんやりと呆気にとられていると、嬉しそうに微笑んだバーナビーが、再び唇を重ね合わせてくる。
 二、三度音を立てて啄まれれば、それは自然に深い交わりに変わって……。
「んっ、ふ……っ」
 二人にとっての空白の時間を埋めるように、二人は激しく互いを求め接吻けあった。
「虎徹さん……このまま、あなたを抱きたい……」
 再び耳元に囁かれ、全身が甘く痺れたように動けなくなる。
 この声は、何よりも勝る媚薬となり、虎徹を甘く甘く誘惑する。
「ゃっ……だ、めだ…っ、バニー……っ」
「そんな言葉、信用できません。言ってください。虎徹さんの口から……」
「い、やだ……っ」
「『俺を抱いて』って……」
「―――っ。だ、め……」
 ダメだと……バーナビーにこのカラダを捧げてはダメだと、心では強く決意しているハズなのに……。
 カラダは、バーナビーを求めて止まない。
 心の奥底では、バーナビーが欲しくて、欲しくて―――
「早く、あなたが欲しい……言ってください、虎徹さん……」
「っ……俺は……絶対に、おまえに迷惑掛けちまう……」
「どんどん掛けてください」
「マジに……今の俺を見たら、呆れちまうぞ……」
「エッチになった虎徹さんを、見てみたいです……」
「ホントに……禁断症状でたら、手がつけられねェんだぞ?」
「僕が、絶対にあたなを守ってみせます」
「俺の背中見たら、おまえも嫌なことを思い出しちまう……」
「僕……嫌いじゃないですよ、これ……廊下を歩いている時、あなたの背中を見て、蝶の羽根が綺麗に羽ばたいているように見えたんです。それを見て、僕は確信できたんです。あなたはここから旅立てるって……この蝶の羽根は、あなたにとって必要な……大切な羽根なんだと僕は思います。だから、僕は気にしません」
「っ……」
 優しい優しい手つきで背中を摩るバーナビーは、虎徹のすべてを受け入れる覚悟ができているのだと、無言で伝えているようで……。
 もう、逃げられない。
 バーナビーの愛からは。バーナビーの覚悟からは……。
 虎徹も、覚悟が必要だと思った。
 だから―――



「……好きだ、バーナビー……おまえが赦してくれるなら……俺は、おまえと一緒にいたい……俺を、抱いて……俺を、一生バーナビーという部屋の中に、閉じ込めてくれ―――」



*続きは本作にて……*

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント :

プロフィール

眼鏡帽子屋*くー

Author:眼鏡帽子屋*くー
こちらはT&B 兎虎、右虎徹小説メイン、同人情報サイトです。腐向けですので、苦手な方男性の方18歳未満の方はご退出くださいませ。なお、関係者とは一切関係ありません。

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。