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【兎×虎】おまえバナナをバカにするなよ! R18


なかなかSSが更新されないので、去年の夏に配布した無配本を上げます。
タイトルからして察しはつきますが、かなりユルイです。
でも、ユルイのはおじさんの方ではなく……!??

テンポ良くを意識してるので、書いて楽しかったですwww





【おまえバナナをバカにするなよ!】




 いつもいつもいつもいつも……。
 この先輩は、果たしてワザとやっているのかと、大変疑わしく思えてくるときがある。
 モシャモシャモシャモシャ……。
 口いっぱいに放り込み、絶えず咀嚼している虎徹。
 この人は、差し入れなどで差し出された食べ物を、『せっかくもらったんだから』と、遠慮なく食べまくる傾向にある。
 まァ、そのくらいは別にバーナビーも結構だと思っている。
 それが差し入れというものだ。
 食べてもらえた方が、差し入れてくれた人も嬉しいだろう。
 ……とか言いつつ、バーナビー自身はいただくことはないけれど。
 そう、ココまでは別に問題ない。
 では、何に問題があるのかというと、虎徹が決まって手を出すものに大いなる問題があるのだ。
 バナナ。
 様々な果物が置いてある中、虎徹は必ずバナナを手に取る。
 まァ、この気持ちもわからなくはない。
『何故、いつもバナナなんですか?』
 と、バーナビーは思わず聞いてしまったことがあったが、
『バカやろう。おまえバナナをバカにするなよ! バナナの栄養価は素晴らしいんだからな。スポーツ選手だって、手っ取り早く栄養取るためにバナナ食べてんだぞ』
 と、虎徹は力説(?)していた。
 わかるのだ。
 バーナビーだって、そのくらいは当然知っている。
 知っているけれど、如何せん【バナナ】である。
 あんな形をしたモノを口内に含みこまれ、バーナビーがアヤシイ妄想をしないワケがない。
「もはやこれは、俺のために準備してくれていると言っても、過言ではないな。俺は、もらえるモンは遠慮せずにいただく主義なんだ」
 こんなモノを虎徹のために用意されたら、堪ったもんじゃない。
 バナナを口に入れたまま喋り出したら、なんとなく最悪だ。
「ンン、美味いなバナナ♪」
 時々、やたらと虎徹の表情がいやらしく見えてくるときすらある。
 脳内の中に、舌を覗かせながらバナナに舌を這わせる虎徹の姿が、思い浮かんで……。
 兆し始めたソレを、平然な顔を装って懸命に鎮めることが、どれだけ大変なことか……呑気にまぐまぐ口を動かしているこの人は、果たして気付いているのだろうか。
 バナナの皮を放って、自らそのバナナの皮で滑り、一人コントを繰り広げているこの人が、気付いてくれるワケがない。
 最近、あまりの忙しさに虎徹が「疲れているから」と理由付けてえっちを断りまくり、二週間以上ご無沙汰を食らっているバーナビーは、正直機嫌が悪かった。
 というか、正真正銘の【欲求不満】である。
 好きな人を毎日毎日こんなにも傍で見ているのに、トレーニングで汗を流す姿を見たり、シャワーを浴びている後ろ姿を見ているのに、何も手を出すことが出来ないもどかしさ。
 挙げ句の果てに、このバナナだ。
 バーナビーの欲求不満は、既にメーターを振り切っていた。

(疲れているからこそ、抱き合いたいとか思わないのかな、この人は……)
(僕は、あなたの肌に触れてるいだけでも、すごく癒されるっていうのに……)
(一緒に体温感じながら眠るだけでも構わないのに、この人はそれすらもさせてくれないんだ)
(あァ、そうか。この人が我慢出来なくなるから、させてくれないんだ)
(この人、嫌がる素振りばかり立派で、すぐその気になってしまうから……)
(もう、二週間以上だ、二週間以上)
(これ以上はもう、僕も我慢の限界だ)
(男なら、わからないのかな。こうゆう溜まった状況……)
(……そうか、〝おじさん〟と僕とでは、歳の差で【元気】の度合いが違うのか……)
(すぐ目の前に虎徹さんがいる生活を送っているのに、家に帰ってロンリープレイなんて、虚しいにもほどがある……)
(疲れただけで勃起してしまうこっちの身にも、本当になってみて欲しいよ……)
(ヤバイ、イライラしてきた)
(いや、ムラムラしてきた……)
(いい加減このまま放置すると、自分でもなにするかわかりませんよ、虎徹さん)
(……あァ、もう……今すぐ犯したくなってきた……)
(今まで散々焦らしてきたお返しに、あの口にも下にも無理やりブチ込んで、散々嬲って啼かせたい)
(でもこの人、痛くされて悦んじゃうようなマゾだから、意味ないかもしれないけど……)
(あァ……メチャクチャに犯したい……)

 と、欲求不満がピークを越えすぎて、自分を棚に上げながら『これ本当にバーナビー?』と思えるくらい恐ろしく物騒なことを悶々と考え込んでいたバーナビーは、無意識に虎徹に向かって可笑しな発言をしていた。
「虎徹さん。ソレ、舐めてみてください」
「は?」
 当然のことながら、虎徹の口からはクエスチョンマークが飛び出す。
 けれど、すぐに合点がいったらしい虎徹は、意味深く口元に笑みを浮かべると、
「ははん。さてはおまえ、最近してないからって欲求不満か? まさか、俺のこーんな姿を思い浮かべて、オカズにしようって魂胆じゃねェだろうな」
 人の気も知らずに舌舐めずりをしてみせると、虎徹は目を細めて瞬間的に情交を思わせるような表情を浮かべる。続けてバーナビーを見つめながら舌を出し、そのままペロリとバナナに舌を這わせていき……。
「っ……」
 そして、ニヤリと妖艶に笑みを浮かべた虎徹は、ゆっくりと口を開いてバナナを口内に含み込んでしまった。
「虎徹、さん……っ」
「……なーんてなっ」
 バーナビーが思わず生唾を飲み込みながらガン見していたところ、突然あっけらかんと表情を変えてしまった虎徹が、口内に含んだバナナをそのまま食べ始めて。
「おまえは、いっつも差し入れとか口にしねェよな。そういうのはよくねェぞ? 差し入れてくれた人に、失礼だ」
 と、偉そうにふんぞり返っている虎徹が、バーナビーの地雷をさっくり踏んでしまうことになろうとは、モグモグ口を動かしている虎徹は思いもよらなかっただろう。
「ほら、おまえも遠慮せずに食べろよ、バナナ」
「―――!!」

『おまえも食べろよ、バナナ』

 ピシリ。
 と、バーナビーの中で、〝何か〟にヒビが入る。
 よくもまァ、平気な顔してとんでもないことを口にしてくれたものだ。
 いつもいつもいつもいつも……無神経の無頓着。そして無自覚で人の事を煽ってくる。
 そのたびに、コッチがどんな思いになるのか……。

(僕が欲しい【バナナ】は、【あなたの】だけですよ)

「あなたがそこまで言うのなら、遠慮せずにいただきますよ、虎徹さん―――」





   *





「ちょちょちょちょ……ちょっと待て!」
「何がですか?」
「『何がですか?』って……なにしらっとした顔で、人の股間に顔埋めようとしてるワケ?!」
「は? だって、あなたが『おまえも遠慮せずにバナナを食べればいい』と言ったので。遠慮なくいただこうと思っているだけですけど……」
「だから、当たり前な顔して笑えない冗談はよして! 俺のは【バナナ】じゃないから! なに、このベタな展開!!」
 椅子に座り、今にもシクシクと泣き出しそうに顔を覆っている虎徹の股の間にカラダを収めているバーナビーは、形勢逆転に気分良く見上げながら、目の前のジッパーをゆっくりと下していく。
 あの直後、我慢の限界に達したバーナビーは、虎徹の腕を掴むと強引に引っ張り、今日二人に割り当てられた楽屋に押し込んでしまった。
 楽屋に施錠してしまい、『何だ何だ?!!』と状況をわかっていない虎徹を、大きな鏡の前の椅子に座らせこの態勢になったとき、虎徹は自分が何をされようとしているのかようやく理解したワケである。
「虎徹さん、腰上げて」
「イヤですっ」
 ジッパーを下ろしたまでは良いが、座っているためボトムが非常に邪魔だったので促したのに、即答されてしまいイラっとくる。
 イラっとはくるが、虎徹を大人しくその気にさせる手段は知り尽くしているので、バーナビーは一度立ち上がると、虎徹の顔に、自分の顔を近付けた。
「ぅ……ンだよ……」
 鏡の前のカウンターに手を置き詰め寄れば、虎徹のカラダは自然とバーナビーを見上げる態勢になる。
「腰、上げてください」
「ンッ……!」
 そのまま唇を重ね合わせ、何度か啄み、吸い付くように接吻ければ、キスに弱い虎徹はふにゃりと脱力し、観念したように舌を絡ませてきて。
「ンッ、ンッ……ふっ」
 小さく身悶えながら、気づけばスッカリその気になり、右腕を伸ばしてバーナビーの髪の毛を弄る虎徹。
 こんな虎徹の仕種が、バーナビーはとても気に入っている。
 優しい手付きでもあり、熱い仕種でもあり……至極求められているように思えるから。
 バーナビーは左腕を虎徹の腰の辺りに回し、ぐっと力を込め強く抱き締める。
「ァッ、ンッ……」
 抱き締められただけで、戸惑うように震える虎徹が愛しい。
 ……けれど、今日はそんな甘い雰囲気に持ち込む気など、まったくない。
 抱きしめたことで浮き上がった腰と、油断しまくっている虎徹に、今がチャンスとばかりにバーナビーは、
「ヨッと」
「ぉわっ!」
 マッハのごとく、虎徹のボトムをズリ下げてしまった。
「相変わらずチョロいですね、虎徹さんは」
「チョロいとか言うなっ。人をその気にさせて、卑怯だぞおまえっ!」
「あァ、たしかにその気になっているようですね。さっきまで萎えていたのに、キスしただけで勃起したんですから」
「……うっせェよ、おめェの所為だろっ」
 遮るモノを失ってしまった下肢は、接吻けによる快感で昂ぶりスッカリ欲情してしまったサマを伝えてしまい、虎徹は赤面しながらごにょごにょと悪態吐く。
「そうですね、僕の所為です。でも、あなたの所為でもあります……」
「っ……」
 バーナビーは、虎徹の耳元に唇を押し当て、甘い声で嘯く。
「ココからでも、先を濡らしているのがわかりますよ……あなたの【バナナ】は、【シロップ】付きのようですね」
「っ! サムいコト、言うなよ……最低だ、おめェ……っ」
「そうですか? でも僕は、シロップよりも【ミルク】の方が好きなので……早速いただきます」
 ニヤリと口の端を釣り上げたバーナビーは、虎徹の視界から颯爽と消えると、再び虎徹の股の間に躰を収めた。
 今度は、早く刺激を待ちわびて震えている熱塊が、目の前にさらされる。
 目の前にしただけで、視姦に耐えられないとばかりに、ふくりと先走りを滲ませて裏の筋を濡らすのだから、堪らない。
「もう、こんなものは邪魔なので、取ってしまいましょう」
「わっ!」
 と、ボトムを全部はぎ取ってしまい、虎徹は半裸状態になってしまった。
「信じらんねェ……こんな、ところで……」
「そのわりに、抵抗はしなかったですよね」
 ちょっと意地悪に言いながら、バーナビーは周囲を軽く見渡す。
「抵抗する余裕がなかったんだよっ。好いように解釈しやがって……って、なに探してんだ?」
 バーナビーの意味不明な行動に、首を傾げる虎徹。
 バーナビーは、鏡の前に並べられた椅子を引き寄せると、それを虎徹の両サイドに置き、ひょいと虎徹の足を持ち上げて、椅子の上に上げてしまった。
 恥辱的M字開脚の出来上がり。
「……俺さ、毎回毎回思うんだけど、なんでそうバニーちゃんって【ちじょくぷれい】が好きなワケ?」
 またもや泣き出したい思いをアピールするように顔を手の平で覆いながら、どこかで聞いたことがある問い掛けをしてくる虎徹。
 自分の格好を見るのがいたたまれないから、顔を隠しているのかもしれないけれど。
「【陵辱プレイ】とも言いますね」
「だから、そんなこと聞いてんじゃないっつーの!!」
 バーナビーも同じ言葉で返せば、コントのノリで虎徹がツッコミ。
 けれど、バーナビーが構わず舌舐めずりしながら目の前のソレに触れた瞬間、虎徹がギクリと戦慄いたのがバーナビーにも伝わった。
「いただきます、虎徹さん……」
 チュッと音を立てて先端に接吻け、バーナビーは虎徹の熱塊を口内に含み込んだ。
「ァッ! ンッ……ふっ!」
 虎徹の腰が、敏感に跳ね上がる。
 早速蜜を滴らせるソレに、バーナビーの口内が虎徹のニオイに包まれていく。
 実をいうと、毎回毎回バーナビーは虎徹を責め立てることに興奮し、虎徹はバーナビーに戒められることに悦んでしまうという、利害一致した性癖を持っているため、意外とバーナビーが虎徹に口淫をすることが、数える程度しかなかったりする。
 普段あまりされることのない口淫に、虎徹が戸惑いながらも次第に快楽に飲み込まれ、素直に感じているのがバーナビーにもわかって、ひどく可愛がってあげたい気持ちが膨れ上がる。
 そういえば、口でしてあげるのは浴室でしたとき以来だなと思い出しながら。
 くちゅくちゅと得てして濡れた音を立て、虎徹の弱い場所を責め立てる。
「ンッ、ぅっ……」
 先程とは違う、くぐもった声を漏らす虎徹に気になってこっそり見上げれば、キュッと目を閉じた虎徹は自分の指の甲を噛み締めながら、懸命に声を押し殺そうとしていて……。
(ぅわ……ヤバイ……)

 めちゃくちゃ、可愛い……。

 バーナビーの心臓がドキンと大きく脈打ち、それがト、ト、ト、ト、と早鐘に変わっていく。
 たまらなくて、たまらなくて。
 バーナビーがおもむろに虎徹に向けて右手を伸ばせば、真っ赤に充血した涙目でぼんやりとソレを見つめた虎徹が、しばらくして意図を察し、少し態勢を屈めてバーナビーの指を口内に含み込む。
「ンッ、ンッ……」
 ピチャピチャと音を立て、人差し指と中指をしゃぶる虎徹。
 意図してそれに、唾液を絡めるように。
 始めは嫌がっているわりに、快楽に弱い虎徹はいつの間にかこんな風にその気になっている。
 いやらしい表情を浮かべながら、指の股まで丁寧に舐める虎徹の様を、バーナビーも口淫を続け上目に堪能。
 先程よりも感度が増していることが、口内の熱塊の反応でもわかる。
 バーナビーがちょいちょいとしゃぶられている指を動かせば、理解した虎徹が口淫を止めて。
 虎徹の唾液で濡れた中指を、期待に息づく後孔にあてがい、くにくにと撫でつけて、ゆっくりと埋め込んでいった。
「ハッ! ァッ……ンッ」
 ヒクンと虎徹のカラダが跳ね上がり、後孔がキューッと指を締め付ける。
 構わず慣らすように出し挿れを繰り返せば、次第に弛緩していくソコがいやらしく波打ち始めて。
 粘りが増した先走りに、虎徹がそろそろイキたがっているのがわかる。
 両脚を椅子の上であられもなく広げ、バーナビーの髪の毛をまさぐるように指を絡めながら腰を揺らしている、あまりに淫らな虎徹の姿。
(あァ、堪らない……この人、自分がどんなにいやらしいのか、本当に自覚ないのかな……)
 早く虎徹のナカに入りたい衝動に、強くかられる。
 密着するボトムの下で完全に勃ち上がっているソレが、痛くて痛くて仕方がない。
 早く虎徹をイかせてしまおうと思い、バーナビーは知り尽くした虎徹のナカの【シコリ】を執拗に擦りたてた。
「ひぁっ! ァッ、ンッ、ンンッ!」
堪らず悲鳴を漏らす虎徹が、慌てて自分の手首を噛み締め、声を懸命に殺そうとする。
 駆け上がる絶頂に耐えようと、ギュッと足の指を握り閉めた虎徹が弾けたのは、あっという間だった。
「ンッ、ンッ……」
 バーナビーの口内に、青苦い飛沫が放たれる。
 ヒクリ、ヒクリと不規則にカラダを跳ね上げる虎徹は手首を噛み締めていることも忘れ、虚ろに視線をさ迷わせて。
 バーナビーは躊躇いなく口内の白濁をすべて嚥下し、最後の一滴まで搾り取るようにソレに吸い付くと、虎徹は甘く泣いて腰をヒクつかせる。
 バーナビーは立ち上がり、射精に酔いしれ弛緩している虎徹の姿を、じっくりと見下ろし眺めた。
「美味しくいただきましたよ。虎徹さんの、バナナ……」
「ふぇ…………だから、バナナとか、言うなよ……」
 バーナビーの言葉に、しばらくしてようやく【コッチ】に戻ってきた虎徹が、ヌッと眉間にシワを寄せてバーナビーを見上げる。
 バーナビーはクスクスと笑いながら、
「今度は、僕のを虎徹さんに差し上げる番です」
 と意味深に告げて、ヒョイと虎徹のカラダを反転させてしまう。
「わっ!」
 弛緩していた虎徹のカラダは、意図も簡単にひっくり返り、カウンターに手を付く形になってしまった。
「ンだ、いきなり!」
 突然のことで慌てている虎徹の耳元に唇を押し当て、
「だから、僕のをあなたに差し上げる番だって、言ったじゃないですか……」
「っ……!」
「それにね、僕一度あなたに見せてあげたかったんです。あなたが、どれだけイヤラシイ表情をしながら、僕に抱かれているのか……虎徹さん、本当にキモチ良さそうな表情で、僕のを飲み込むんですよ……」
「ァッ……」
 耳元に吹き込まれる甘い嘯きが、直接脳内を犯すように虎徹を甘く淫らに誘惑する。
 バーナビーは常に携帯している潤滑剤を陰茎に軽く塗りつけ、虎徹の左膝を抱えてカウンターの上に乗せてしまうと、後孔に切っ先を押し付けた。
「ンッ、バニー……っ」
「っ……虎徹さん……」
 期待で収縮するソコに先端を食まれ、それだけで堪らない喜悦がこみ上げる。
「残さず、美味しくいただいてくださいね……」
 チュッと音を立てて首筋に接吻けると、バーナビーはゆっくりと腰を進め、長大な陰茎を沈めていった。
「ぅあっ! ァッ、ンッ!」
 二週間以上ぶりのソコは、スッカリ固く閉ざされていたけれど、それでも潤滑剤が滑り、留まることなくバーナビーを飲み込んでいく。
 根元まで埋め込み、グンと最奥を目掛けて更に押し込めば、ひゅっと虎徹は息を飲み込み、小さく舌を突き出す。
 鏡に映る虎徹の熱塊が、嬉しそうにピクンと跳ねて、先端をテラつかせて……。
「すごく、キモチ良さそう。虎徹さん……」
 たまらなくなって、バーナビーは虎徹の腰を掴むと、激しく腰を打ち付けた。
「ひっ! ァッ、待っ……激、し……ヤ……ァッ!!」
 ココが楽屋だということも忘れ、パンパンと肌がぶつかり合う音が立つほどに腰を打ちつける。
 敏感な粘膜を乱暴に蹂躙される激しい抽挿に、虎徹は普段からは想像もできないような甘い嬌声を止めることもできず、開きっぱなしの口の端からは涎を溢れさせて。
 快感で力が入らないのか、カウンターに付いていた手がカクンと折れ、崩れ落ちそうになったところを、バーナビーが肩を抱き寄せ虎徹のカラダを支える。
「ぅっ……」
 けれど、バーナビーの狙いはそれだけではなかった。
「虎徹さん……前、見てください……」
「……?」
 バーナビーの言葉に、フラつく虎徹の視線が、目の前の鏡に写る自分の姿を捉える。
「ぁう……っ」
 いつの間にか生理的に溢れ出した涙で頬を濡らし、涎で口元を汚す、快感にとろけきった自分の顔。
「こっちも……」
 不意に、カウンターに上げていた膝を抱え上げられ、バーナビーの長大な陰茎を深々と飲み込む自分の尻が写し出されて。
「ァッ……バニー……っ!」
 自分のあられもないはしたない姿に、虎徹の後孔がキュッと締まる。
「自分が僕に犯されて射精する姿を、その目でちゃんと見ていてください、虎徹さん……あなた、最高に色っぽくイキ果てますから……」
「バ、ニー……ひぁっ!!」
 バーナビーの言葉に、恐る恐る問いかけようとする虎徹を無視し、バーナビーは足を抱え上げたまま、激しい抽挿を再開した。
「ァッ、クッ……ァッ!」
 狭く敏感な道筋を強引に抉られる圧迫感と快感に、虎徹は耐えられずにギュッと瞼を閉じてしまう。
「虎徹さん、目を閉じないで……」
「ァッ……バ、ニー……」
 こちらも快感で上擦ってしまう、息も絶え絶えの声を耳元に吹きかければ、虎徹は戸惑いながらもゆっくりと瞼を開いて。
「っ……ァッ、バニー……っ、や、べェ……っ」
バーナビーに背後から容赦なく責め立てられ、激しく揺さぶられ、生々しくバーナビーの陰茎が後孔に飲み込まれては吐き出されていく自分の姿を目の当たりにして……。
 虎徹の瞳が、更に欲情の色に染まったのが、バーナビーにはわかった。
 キュンキュンとバーナビーを締め付けてくる後孔に、虎徹がイキたがっているのが手に取るようにわかる。
「自分がイキ果てる姿、ちゃんと見てくださいね……」
 バーナビーは虎徹を絶頂に導くため、短いストロークで最奥を責め立てた。
「ぅあっ! イク、バニーっ、も……我慢、でき……ッ!」
「クッ……!!」
 背を反らし、ヒク、ヒクと痙攣する虎徹の熱塊から、熱い白濁が勢い良く迸り、キツく締め付けられたバーナビーもまた、虎徹の奥深くに濃厚な【ミルク】を注ぎ込んだ。
 虎徹の目の前の鏡は、虎徹の胸元が写るくらいの高さまで、白濁で汚れてしまったのだった。
「ハァ、ハァ……」
 しばらく、過度の呼吸で息が整わない二人は、動くことも出来なくて。
 ただ射精の余韻に浸るカラダは、意志とは裏腹にぬくぬくとゆっくり腰を動かしてしまうのだから、不思議で仕方がない。
 しばらくして、ようやく息が整いだした虎徹が、
「……また、変態的プレイをしてしまった……」
と、まるですべてバーナビーの責任みたいな言い方をしてきたので、バーナビーは言い返してやった。
 この場合は反論するんじゃない。
「虎徹さんの【バナナ】、【ミルク】塗れになりましたね」
 虎徹が過剰に反応する、スラングで応酬だ。
「止めろ、その言い方! バナナが食べられなくなるじゃねェか!」
 ホラ、案の定この反応。
 この反応が、バーナビーは愉しくて仕方がない。
「ちなみに、僕の【バナナ】は虎徹さんのナカで【ミルク】塗れになってます」
「あぁーーーっ!! やめろぉーーーっ!! 聞きたくねェ!! 大体おまえ、そんなキャラだったか? どっちかっつーと、そういうのは俺のキャラだろ?!」
「……あなたふざけてますけど、下ネタ弱いじゃないですか」
「バニーちゃんの口から、【下ネタ】とか聞きたくないよォ……おじさん、バニーちゃんをそんな不埒な大人に育てた覚えはないぞ……」
「でしょうね。育てられた覚えもないですし」
「んだ、その反抗的な態度は……って、なんでおまえ挿れっぱなしなワケ?!」
「今のどのタイミングで、抜けというんですか……随分と無茶なこと言ってくれますね。まァ、僕はこのまま続けても構いませんが……」
「俺が構うっ……って、んァっ! バ……動くなぁっ!!」

 と、低レベルな言い合いがしばらく続いたかと思えば、突然第2ラウンドに突入し……。

『また、始まってしまった……』
『こりゃしばらくはダメだね……』

 実は周囲に、二人がラブラブホモップルなのはバレバレで、かなり気を遣わせていることを知らないのは、当人達だけなのだということを二人は知らない。
 知らないということは幸せなことだ。
 幸せな二人は、こうして周囲に守られながら(?)、今日もイチャイチャバカップルを見せつけるのだった。



 ちなみに、虎徹が色んな意味でしばらくバナナが食べられなくなったのは、言うまでもない。



*終*



最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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Author:眼鏡帽子屋*くー
こちらはT&B 兎虎、右虎徹小説メイン、同人情報サイトです。腐向けですので、苦手な方男性の方18歳未満の方はご退出くださいませ。なお、関係者とは一切関係ありません。

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